ねじまき鳥。

思ったことをつらつらと。

人生に影響を与えた1冊。

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

良いお題が出てたので書いてみる。
藤川桂介の「宇宙皇子」。
小学生の時に飲食も寝る間も惜しんで読んだ本。

宇宙皇子 地上編 1: はるかに遠き都よ

宇宙皇子 地上編 1: はるかに遠き都よ

図書室には↑のシリーズしかなかったかな?
多分この本読まなかったら本好きにはなっていないだろうな~。
もう内容はほとんど忘れちゃってるけど(笑)、か~な~り面白かったのは覚えてる。


人生に影響を与えたのは最近の本だけど、村上春樹の「1Q84」かな。

1Q84 1-3巻セット

1Q84 1-3巻セット

あんなに主人公に対してじゃなく感情移入する本はなかった。
ホントに月が2つあるんじゃないかと思うくらい。
そして情景がリアルに、すごく浮かんでくるのも今までなかった。

本にどっぷり浸かるってこういうことなんだ~って思った。
ここからまた本が更に好きになって読むようになったから、人生の時間と本の関わり方に影響与えてるよね~。


あとは、ベタかもしれないけどサン=テグジュペリの「星の王子さま」。

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
 いちばんたいせつなことは、目に見えない。」

「こうして今見ているものも、表面の部分でしかないんだ。
 いちばん大事なものは、目には見えない…。」

2回繰り返してるけど、この言葉に心打たれた。
日々の事や情報に忙殺されて、子どもの時は見えていたものが見えてないんじゃないかって。
色んな事を見逃してるんじゃないかって。
それに気付かせてくれた。


あ、3冊になってしまった…!
う~んと、この中で言ったらやっぱり本好きになるきっかけを与えてくれた「宇宙皇子」かなぁ。
この本を読まなかったら本の面白さを知らずに育ってただろうし。
機会があったら再読してみよう。